合わせ酢の割合と使い方について

お酢には、素材のコクや旨味、甘みを引き出す働きがあります。ほんの少し加えるだけで、素材のよさを引き立て、料理の味を調えてくれるので、手軽に使えて便利な調味料です。
合わせ酢は、酢の物に使うことが一般的ですが、その他の料理にもいろいろ活用できます。
最もポピュラーな合わせ酢は、お酢と醤油、そしてみりんを合わせた三杯酢です。基本的な割合としては、酢2:醤油1:みりん2と言われていますが、好みに応じて、みりんを多めにしたり、お酢を多めにしてももちろんOKです。この三杯酢に練りごまを加えると、ゴマドレッシング風になり、サラダ風の酢の物となり、子供でも食べやすくなります。好みの具材と、鷹の爪を加えたパスタを、三杯酢を合わせると、和風のパスタが手軽に完成します。
みりんを使わずに、お酢と醤油だけの合わせ酢が、二杯酢です。酢3:醤油2の割合が一般的です。魚介類の酢の物によく合う他、ギョーザのタレに使うなど、油っこい料理もさっぱりと食べることができます。
合わせ酢は手軽に作れて、冷蔵庫に入れておくと1~2週間は持つので、まとめて作っておくと重宝します。